入院・面会

緑あふれるいで湯の町「有馬」。有馬温泉病院では、患者さまにかけ流し温泉をご利用いただける設備が整っています。リハビリテーションの核となる機能訓練をはじめ、個別対応サービスにも力を入れています。自然環境に恵まれ、温泉と合わせて、患者さまの「心と体のリハビリ」をお手伝いさせて頂きます。

病棟は、病状やリハビリの有無、や看護・介護の必要度に応じて、一般(障害者)病棟、回復期リハビリ病棟、医療保険療養病棟、介護保険療養病棟の4種類、304床で構成されています。下記より患者さまが希望される医療・看護・介護をご検討をいただき、‣医療連携室にご相談ください。

 

入院していただける病棟のご案内

①回復期リハビリテーション病棟

回復期リハビリテーション病棟は、急性期病院での治療や手術を受けた後に「在宅復帰」「社会復帰」を第一目標としてリハビリテーションを行う病棟です。在宅生活へスムーズに移行できるように医師、看護師、セラピスト(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)、相談員、管理栄養士などがチームを組んで集中的にリハビリテーションを実施します。

入院して入院いただける患者さまは、厚生労働省により本病棟を利用できる病名や発症後から入院までの期間が決まっています。

 

【本病棟の特徴】

・365日提供体制

1年間を通じて毎日、専属セラピストがリハビリテーションを実践します。

 

・一日最大3時間のリハビリ体制

最大1日9単位(1単位20分)3時間のリハビリテーションを提供します。ただし、患者さまの病状によってリハビリテーションの時間に制限が生じ、無理をすることにより状態が悪化することがあります。全身状態の管理を優先させます。また、体力によってリハビリで得られる効果に差がでることがあります。

 

・日常全てがリハビリ

寝たきりにならないよう起床から食べる、歩く、トイレに行く、お風呂に入るなど就寝までの一日全ての動作をリハビリの一環と捉え、患者さまの日常生活動作向上を目指します。また、患者さまの状態により、室内から外に出て緑に包まれた環境を利用して屋外歩行そしてスロープ歩行、階段昇降を行います。

②障害者施設等一般病棟

筋ジストロフィーや難病疾患、重度肢体不自由の患者さまを対象にする病棟です。医師、看護師、セラピスト(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)、管理栄養士、医療ソーシャルワーカー等が共同して治療に当たる病棟です。一定の急性期治療を行いながら医学的管理下で可能なリハビリテーションを実施し、状態の改善および悪化予防を目指します。在宅復帰支援はもちろん、長期的な入院加療にも対応いたします。

 

【対象疾患の例】
1. 重度の肢体不自由の方
2. 脊椎損傷等の重度の障害の方(脳卒中後遺症、認知症を除く)
3. 重度の意識障害の方
4. 筋ジストロフィーの方
5. 神経難病の方(多発性硬化症、重症筋無力症、筋萎縮性側索硬化症、脊髄小脳変性症、ハンチントン病、パーキンソン病関連疾患、多系統萎縮症、プリオン病、亜急性硬化性全脳炎、モヤモヤ病など)

【本病棟の特徴】

・心身機能について

進行性疾患の患者さまが多く、リハビリテーションでは座位、立位、歩行など基本動作の向上を図り筋力増強・可動域確保・バランス維持等の練習を行います。更衣やトイレ、入浴、嚥下もサポートします。

 

・環境調整

持ち易い箸やスプーン、座り易い車椅子など、環境調整に努めることによりできなかったことができるようになる場合もあります。福祉用具の活用をサポートします。

 

・摂食嚥下療法

一日でも長く「食べる力」を維持していただき、食を楽しんでいただけるよう経験豊富な言語聴覚士を配置しております。医師、看護師、管理栄養士と連携し、美味しいものを安心・安全に召し上がっていただけるように可能な限りサポートします。

③医療療養病棟

急性期病院での治療後も引き続き医療の必要度が高く、病院での療養が継続的に必要な患者さまを対象とする病棟です。患者さまの病状や治療処置の状況によって厚生労働省が定めた「医療区分」と「ADL区分自立度(日常生活自立度)」を組み合わせた基準が本病棟への入院可否の目安になります。不明な点つきましては医療連携室にお問い合わせくだい。

 

【入院対象者】

医療区分は1~3の3段階に区分され、医療必要度の高い医療区分2・3の患者さまが対象になります。

(医療区分とは)
医療区分3: 中心静脈栄養をされている方、酸素療法をされている方など
医療区分2: 気管切開の方、神経難病の方、喀痰を自己排出できず1日8回以上吸痰を必要とされる方、重度褥瘡のある方など
医療区分1: 医療区分2・3に該当しない方

 

【本病棟の特徴】

医療保険を使用してリハビリを受けられる方はリハビリ可能な疾患とリハビリ期限が決まっています。例えば 脳卒中の場合は発症日から180日間、整形領域の場合は150日間がリハビリを施行できる期間です。制度により上記の期限を過ぎますと「維持期リハビリ」として1回20分、月13回の リハビリになります。これ以外に自費でリハビリを行える制度もございます。

④介護療養病棟

介護保険で「要介護認定3~5」を受けている患者さまを対象にしている病棟です。主治医が定期的に診療を行い、患者さまに適した医療・介護を行います。 長期に入院されている方が多く、ご家族様は患者さまの療養状況について検討するカンファレンスに参加して頂きます。

 

【本病棟の特徴】

・安心な介護とリハビリテーション

病院の中の介護を中心にした施設です。良好な療養環境の中で、安心な看護・介護を長期的に受けて頂き、介護保険で認められたリハビリテーションを受けていただけます。拘縮予防や基本日常生活動作、コミュニケーションの維持、嚥下機能を支援し、その人らしい生活を支援します。

 

・集団リハビリ

みんなで行う体の体操や手作業、認知症予防や嚥下体操など、楽しんでいただくことを第一目的に、集団リハビリに取り組んでいます。

 

短期・長期入院について

①短期入院を希望される患者さまへ

 

短い期間の加療・介護を希望される場合は以下の方法がございます。

①介護保険を使用したショートステイ

②医療保険を使用した短期入院

 

●ショートステイ

ショートステイは介護保険で運営されるため医師の治療や処置は行いません。医療が必要になった場合は入院に切り替えて加療いたします。 なお、リハビリは患者さまの状態によって施行可能です。すでに介護保険の認定を受けられている方は 本院を利用したい旨を担当ケアーマネジャーに伝えていただき、ケアーマネジャーと当院の医療連携室が相談し、利用日を決定します。

 

●短期入院

在宅等で過ごされている方が何らかの理由で入院が必要になった場合に短期入院が可能です。

本院は救急体制をとっておりません。そのため入院前に主治医と本院の医師が情報交換し入院前にご家族に来院して頂き入院の打ち合わせをお願いします。

 

なお本院はレスパイト入院も受け付けております。レスパイトとは神経難病患者やがん患者などの要介護者を対象に、医療保険で短期入院を受け入れる制度のことです。これによって在宅介護をする介護者の休息をはじめ、ご家族の疾病やけが、出産、旅行、冠婚葬祭などの事情に応じてご相談に乗ります。医療連携室へご相談ください。

 

入院手続き

<入院前面談について>

①入院をお考えの患者さま・ご家族様は、医師とソーシャルワーカーとの面談が必要です。患者さまが来院できない場合は、ご家族様だけでも大丈夫です。

②面談日は当方からご連絡させて頂き、ご都合を調整させて頂きます。

③月曜日から金曜日までの都合の良い時間をご指定ください。 (土曜日はご相談を承りますが面談の数に制限があり無理な場合もございます)

④入院前面談を行う理由

ⅰ.入院して頂き治療を開始するにあたり病状の確認と共に、本院の治療方針と患者さま・ご家族さまの希望を擦り合わせ入院後の不都合を未然に防ぐためです。

ⅱ.本院の立地を確認して頂き、御自宅からの距離や御親族が来院される場合の便宜等を確認していただきたいと思います。

ⅲ.本院の施設をご確認していただきます。

ⅳ.入院手続きを説明し入院を円滑に進めたいと思います。

ⅴ.医療・介護の保険制度等に関して御相談いただくことも可能です。

入院前面談は、入院手続きをはじめ、病院の説明、質問のやり取りをして、施設内見学等を通じて、疑問点や不安を少しでも軽減することを目的にしています。お忙しい時間を頂戴しますが、ご理解ください。

<入院前面談の注意点>

①上記のようなご相談を行いますので 入院の細目を決定できる方(キーパーソン)の来院をお願い申し上げます。

②面談までに現在入院中の病院より診療情報提供書や看護サマリー等を入手しますが お手元にお持ちの方はご持参ください。

③下記の<入院が決まったら提出いただくもの>の内、手元にございます書類はご持参ください。

④面談時に入院を希望される場合は「入院申込書」を作製していただきます。

入院申込書のダウンロード

<入院申し込み受付後の流れ>

① 医師、看護部、リハビリ、医療連携室で検討し入院の可否の協議を行います。

② 入院協議会の結果を医療連携室からご家族さま・病院へご連絡します。

③ 病室等の受け入れ準備を行い、入院中の病院等に入院日をご連絡します。

<入院が決まったら提出いただくもの>

以下のものでお持ちの際は提出をお願いします。
① 健康保険証
② 介護保険証
③ 身障者手帳
④ 限度額適用・標準負担減額認定証、限度額適用証
⑤ 公費受給者証(乳児医療、身障医療、特定疾患、原爆等お持ちの方)
⑥ 診察券
⑦ 退院証明書(3ヶ月以内に他の病院に入院していた方で退院証明書をお持ちの場合)

<入院費の支払い>

① 入院日は毎月1日から月末までで集計します

② 翌月13日に受付窓口で請求書をお渡しします

③ お支払いは月末までにお願いしています

④ 退院時は退院当日の精算となります

⑤ 病衣などの自己負担額についてはお問い合わせください

なお、本院ではクレジットカード等でのお支払いはできませんのでご容赦ください。

 

医療相談は医療連携室へ

 心配なことや不安なことなど、お気軽に御相談ください。
※費用はかかりません。

有馬温泉病院 医療連携室 078-904-3321(代表)

(1)医療連携室までお電話ください。その際に、患者さまの状況をお伺いさせていただきます。

(2)もし手元に診療情報提供書 (主治医からの紹介状)がございましたらご準備ください。

入院中の患者さまは入院中の病院から本院に診療情報提供書を送るようにお伝えください。

(3)診療情報提供書が届きましたら審査し、受入れ可能な場合はご家族さま等に入院前面談のため来院していただきます。