理事長・院長ご挨拶
人生を終えるその直前まで「自分の意思で食べたいものを食べ、自分の足で行きたいところへ行く」ことを誰もが望んでいます。
それが「人としての尊厳」の根本にあるからです。
有馬温泉病院は患者様の「尊厳ある人生」に寄り添う病院でありたいと思っています。
患者様が望まれる状態に少しでも近づくために、ただ「病気や状態を診る」のではなく、患者様全体を看させていただき、患者様に関わる職員全員が知識や技術の向上に努め、日々経験を重ねています。
「看」という字は、「手」と「目」を組み合わせてできています。
この字が表すように、患者様を「温かい手」で支え、「やさしい眼差し」で見つめ合うこと。そして心とからだを休め、回復していただくこと。
これが私たちの目指すプロフェッショナルな医療と介護なのです。
自然豊かなこの地で、四季折々の景色と清々しい空気を味わい、ご家族と居るかのような安心感で過ごしていただけるよう、質の高い医療と介護に努めてまいります。