医療・看護のこだわり
こだわり1
医療のこだわり
回復期医療や療養期医療がより重要視するのは、主な疾患を治す努力をしつつ全人的に合併症や体調そして心の状態を総括的に診させて頂き、ご家族様の思いを傾聴し患者様やご家族様と丁寧に相談しつつ治療していくことであると考えております。
有馬温泉病院では各専門知識を持つ医師がチームを組み、ベストの治療を選択することに努力しております。また、必要時には院外医療機関とのネットワークを利用してベストな医療を提供します。
こだわり2
看護のこだわり
有馬温泉病院には急性期病院での経験を持つベテラン看護師をはじめ、老人看護専門看護師や認知症研修修了看護師、喀痰吸引指導資格を持つ看護師など回復期・療養期を専門とする看護職員が勤務しております。ご本人様やご家族様とじっくり話し合うことで、患者様の尊厳を保ち、心身ともに元気に過ごして頂けるよう最大限の努力をいたしております。
こだわり3
介護のこだわり
病院では看護師とは別に看護師の補助を行う看護補助者の配置が決められています。有馬温泉病院では、看護補助者が入浴、排泄、着替えなどの身の回りの介護を主体的に行うため、国家資格を取得した介護福祉士を多数、配置しております。介護職と看護職は、互いに専門性を発揮させ、協働しております。男性の介護職も多く、介護の大きな安心に繋がっております。
こだわり4
食事へのこだわり
有馬温泉病院では、季節に応じた行事食などを取り入れ、長い入院生活でもできる限り四季を感じて頂ける工夫をしています。管理栄養士が国の定める必要エネルギー量、栄養素、塩分量を厳密に計算し、体に良いお食事を提供しております。残念ながら病院食はホテルや旅館の食事には遠く及びません。しかし、たくさんの制約の中でできるだけ美味しく召し上がって頂けるお食事を提供できるよう日々努力しております。貴方の年齢・体重に対して理想のエネルギー量・塩分量などを体験してみてください。
こだわり5
薬のこだわり
治療に薬は欠かせません。各患者様に必要な薬は、その患者様限定で入荷、使用して頂くシステムがあります。一方で、患者様に投薬される薬の使用量はできるだけ少ない方が良いとも考えております。薬に対するご不明な点は何なりと薬剤師にご質問ください。
また、当院はジェネリック医薬品の使用促進に積極的に取り組んでいます厚生労働省の後発医薬品促進の方針に従い、後発医薬品の使用を積極的に行っています。
そのため、当院で処方する薬剤は後発医薬品になることがあります。ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。ご不明な点がございましたら、主治医又は薬剤師にお尋ねください。
こだわり6
日常生活のこだわり
4階東病棟、3階西病棟の特別病棟に、通常の病院には存在しない「コンシェルジュ」を配置し、買物の付き添いや代行、病院敷地内の散歩、美容室の予約や清算などの患者様の日常生活のサポートを行っています。
4階東病棟では面会者やご家族様への配茶サービスを行っております。月に1回茶話会を開催して、病棟スタッフやリハビリスタッフも参加してお菓子を楽しみながら会話に花を咲かせています。(※現在はコロナ感染対策のため、配茶サービスと茶話会は中止しています)さらに設備面で4階東病棟にはiPadが設置されており、ボタンひとつでコンシェルジュが呼び出せ、自宅のご家族様と画面で顔を見ながら通話することができます。