80歳で後悔しないための歯磨き習慣についてご紹介します。

かつては「朝昼晩、食後3分以内に3分間磨く」という『333運動』が広く知られていました。

平成元年には「8020運動(80歳で20本の歯を残す運動)」が始まり、現在の達成率は61.5%とされています。

つまり、4割の方は80歳の時点で20本以下の歯しか残っていないということになります。

ある調査では、通常の歯磨きに加えて歯間ブラシやデンタルフロスを使用しても、歯磨き時間が3分未満の方の約80%が口腔内の違和感を訴えています。

一方、10分以上かけて磨くと違和感が大きく減少したという結果が出ています。

歯は上下で28 本あり、2~3本ずつ裏・表・噛み合わせの3面を3秒ずつ磨くと、単純計算で4分以上かかります。

さらに、歯垢除去率は歯ブラシのみでは約6割ですが、歯間ブラシやデンタルフロスを併用すると約9割まで向上するとされています。

これらを踏まえると、歯のケアには10分程度の時間が必要になります。

また、歯科医師によると、力を入れすぎると歯や歯肉を傷めてしまうため、「ペンを持つように軽く握り、爪の先が白くなる程度の圧力」が適切だとされています。

将来もご自身の歯で食事を楽しめるよう、日々の歯磨き習慣を大切にしていきたいものです。